ソフトウェア提供ポリシー

アップデートについて

MRSでは、レンタルサーバでご利用いただくソフトウェアに関して、必要な場合にアップデートを行います。各種ソフトウェアにはEOLと呼ばれる公式のサポート終了期間が設定されていて、この期間内であれば脆弱性が発表されてもバージョンアップを行うことで、お客様に安全にご利用いただくことができます。

しかし、この期間を超えて使用をする場合、ソフトウェアを提供している公式のベンダーからのセキュリティ更新プログラムは提供されないため、悪意のある第三者にWebサイトを書き換えられたり、Webサイト内の情報を悪用されたりすることがあります。MRSでは、以下のようなポリシー・スケジュールに従って各種ソフトウェアを更新、必要に応じて提供を終了させていきます。

対象サービス

項目 自動アップデート対象 対象外(任意タイミングで実施)
ソフトウェアアップデート 共有レンタルサーバ・OEMレンタルサーバ・専有サーバ(ミライマネージド) 専有サーバ(セルフマネージド)・クラウド

※ソフトウェアアップデートは、弊社がパッケージでインストールしたソフトウェアが対象となります。お客様がインストールされたものについては対象外です。

用語の定義

項目 定義
EOL ソフトウェア製品などのメーカーサポートなどの終了を指します。
Criticalな脆弱性 本サービスへの影響があり、かつJPCERTなどの機関より脆弱性識別子CVE基準「緊急(Critical)」として公表された脆弱性を指します。

ソフトウェアのアップデートポリシー

セキュリティパッチ適用のため、次のようにソフトウェアのアップデートを行います。

項目 内容
アップデートを行う日時 毎月中頃の夜間
アップデートの方法 事前に弊社検証サーバにてソフトウェアのアップデートを行い、弊社技術者が基本的な動作に問題がないことを確認します。
注意事項
  • 数分程度のサーバ再起動が発生します。
    ※再起動にかかる時間は、サーバの状況により異なります。
  • Critical(大変危険)な脆弱性の場合は、事前の予告なしに日中に緊急対応を行うことがあります。
  • アップデートを個別のポリシーで行いたい場合は、専有サーバをご検討ください。
  • 一度アップデートが行われると元に戻すことはできません。
  • お客様がインストールしたソフトウェアはアップデートの対象ではありません。
  • アップデートを行ったことによりお客様がインストールしたソフトウェアや、プログラムに不具合が発生したとしても、弊社は責任を負いません。

提供バージョン情報

共有サーバサービス

種類とバージョン 提供開始日 サポート終了日
CentOS 7 2019年5月7日 2024年6月30日
AlmaLinux 8 2021年12月8日 2029年1月1日